受講者の声
No.12「スーパーマンを救え−生物の再生」
学校の授業で習っている生物よりもだいぶ進んでいるんだなぁと驚きました。幹細胞は受精卵を利用してつくるとこの間習ったばかりだったので、骨髄から取り出すことができるなら可能性がすごく広がると思いました。でも、もしどこまで失っても再生できるようになるとしたら、生き物って何なんだろうとか、全部自分なのかなって少し怖い気がします。ロボットアームの手足もまたしかりです。(高校生・女)
親子三代でやって来てしまいました。参りますのに大変勇気が必要でございましたが、本当に参加できて良かったと思いました。わかり易く楽しくて、難しい内容にもかかわらず、あっという間に授業が終わってしまい、もっと伺いたい気持ちでいっぱいです。子どもが色々な事に興味をもってくれればと強く感じ、会場にいらしている若い方の将来が楽しみです。(社会人・女)
No.13「イングリッシュ・ガーデンの裏側」
スライドやプリントを利用した、とても内容の濃い講義だったと思います。美しいイングリッシュガーデンという裏には、政治や道徳など庭園とは全くかけ離れた世界まで影響があるんだと思いました。今日の講義では、1つの学問だけではその分野を完全に理解することは出来ないのだと改めて実感しました。(高校生・男)
ガーデン=美というイメージが今回の講演で大きく変わりました。背景を知った上で見つめてみると、すごく奥の深いものだと感じました。歴史を知った上で見つめてみることで、新しい発見につながるんだと強く感じました。物事何においても、その裏側を読み解くことで、より深くさまざまな視点からとらえることができるのだと良くわかりました。(高校生・女)
No.14「アフリカの飢餓と闘う −マンザナー・プロジェクトの現在」
サトウ先生のマンザナール・プロジェクトについて、また先生がどのような気持ちでこれらの事に取り組んでいらっしゃるかを学ぶことができました。食糧問題については、エリトリアだけでなく世界の多くの国や紛争地域でも解決の必要があると思います。まず今日この講演を機にそのようなことを知ることができたことを一歩として、日本の「若者」としてできることは何かを考えようと思いました。(大学生・女)
Thank you for your great lecture. I really agree with your idea. We can’t stop developing of China or India, and your idea, which keeping the rate of carbon dioxide, is really important to save the earth. I would like to begin going to the world to see or watch real world.(大学生・女)
No.15「意外と身近な物性物理の世界 −物理をたのしむ−」
自分が普段何気なく使っているCD、デジタルカメラ、信号機が物理で成り立っていることが何となく実感でつかむことができました。Suicaが20年前のコンピューターより機能がよいということに驚きました。物理は計算して出すものというイメージが強かったが、もっと身近なものであると思えたのでよかったです。(高校生・女)
超電導現象の実験楽しかったです。金属が机の上を滑るのは、ドライアイスを見てるみたいでした。冷たいというところに共通点があり、同じような運動をする物質には同じような性質があることを感じました。物理は難しくて日常的には全然役に立たないと思っていましたが、「身近な物理の例」で、ものすごい身近に感じられました。私は来年から物理Tが始まるので、嫌いにならないよう、勉強に励みたいです。(高校生・女)
No.16「生物が持つ分子機械の形と働きを見る」
高校の授業では、光合成は、水、二酸化炭素から、光エネルギーが葉緑体に働きかけることによっておこるということしか習わず、そのしかけを学べて良かったです。専門的なことに触れられて、私たちが生きていられるのは、すごく複雑な分子機械があるからなんだなあと思いました。これから先、もっと細かいことが発見されて定義されていくことで、いつか人工的に酵素等を生み出す仕組ができたら素晴らしく思います。(高校生・女)
化学と生物は別々に勉強していましたが、2教科の間にもつながりが見出せてとても興味深い講義でした。化学は好きでしたが生物はそうでもない私にとっては嬉しい驚きで、人間の体内には驚異的な構造がたくさんあるんだなと実感できたので、今後は生物にも意欲的に取り組めそうです。(高校生・女)
No.17「日常生活から歴史をとらえ直す」
昔の日常生活というのは、高校の授業では習うことがないし、参考書を見ても書いてあることは少ないので、とても興味深い講義でした。古文で漢字の読みだけ知っていた衣服を実際見ることができたので、これからも参考にしていきたいと思いました。(高校生・女)
今までの歴史の勉強では文化の結果のみを学習していた。なぜ王侯貴族の服装が変わっていくのか、そこには高次の政治戦略があったという説明はとても新鮮で興味深かった。(高校生・男)
No.18「異文化理解の想像力」
国と国との隔たりがなくなりつつある世界になっているとはいえ、"ステレオタイプ"というものを持っていると、その隔たりは大きくなりもするし、小さくなりもすると分かりました。今後、国際社会の中で生活していく私達にとって、常識や認識について考え直すのに、とても内容の濃い講義でした。(高校生・男)
普段、学校でも「異文化理解」の授業があって、さまざまな国の人の講演を聞きますが、この講義で本当に異文化理解ができていたのか、再度考えさせられ、大変面白かったです。これからも、異文化と触れ合うことが多いと思うので、「厚い記述」ができるようになりたいと思いました。大切なことはステレオタイプをたくさん持っておくことで、様々な視点からの理解であると思い、そのことを今後も忘れないでいようと思いました。(高校生・女)
No.19「生命システムの学習と記憶、淘汰と順応」
「生命とは何か」という問いはとても哲学的で、そういう哲学の時代はもう終わったと思っていたが、今回生命科学という最先端の分野でその問いが研究されていることを知った。自分は文系で、理科は化学しか勉強していないが、科学が社会を理解する手助けになることに気づき、自分にも理系の学問を勉強する意味があることを再確認した。機会があれば、生物や物理も勉強してみたいと思った。(高校生・女)
すごく興味深い内容でした。分子1個レベルから1個体まで考えられることができて驚きました。そして、生物学だけでなく人間論的な話もとても参考になりました。記憶や、生き方、教育のあり方などを聞くことができて良かったです。今後の生命科学の人間社会への応用で何ができるのかと詳しく聞きたかったです。(高校生・男)
No.20「『存在の謎』について考える」
難しい話題だったが専門用語が少なく分かりやすかった。哲学という学問ではどのようなことが行われているか知ることができ、自分の進路選択の参考にもなった。もし人間が永遠の命を得たらどうなるかという質問があったが、クローン技術や再生医療のことを考えるとありえない話ではないことを感じた。それと同時に、哲学は決して過去の学問、ただ教養としてある学問ではなく、現在必要とされている学問であることを実感した。(高校生・女)
No.21「文化人類学とはどんな学問なのか?」
中国や朝鮮の文化を長く研究されている先生の話は非常に魅力的でした。そこの民族の習慣・芸能を調べるのはとても大切な事であると理解しました。激動の東アジアを経験した先生の話は、実に勉強になりました。文化人類学にも是非挑戦したいと思います。(高校生・男)
No.22「モバイルライフ-携帯端末考」
普段、何気なく使っている携帯電話について、意外に何も知らずに使っていることにびっくりしました。便利だからと言って、ただ使うのではなく、もっと構造とかを知った上で使いたいと思いました。数学の授業の時など、何のためにベクトルを学んでいるのだろうと思うことが良くありましたが、こういう所に使われているんだなと、学ぶ必要性を感じることができました。(高校生・女)
僕は携帯電話が大好き(友達と電話やメールをするのが好きなのではなく、各キャリアのサービスや端末を調べることが好きで、HSDPAなどの用語の説明ができる程度)なので、今回のテーマは非常に興味があった。実際に今日の講座を受けて、導入の部分が多く簡単と感じたが、通話のシステムや個人情報の管理などについての知識を深めることができ、特に電波が混雑しないようにするためのシステム(直交の様子)についてはとても感心しました。充実した時間を過ごせました。(高校生・男)