東京大学 生産技術研究所・准教授
【講義概要】
光と物質の相互作用は、光の反射や吸収など非常に身近な物理現象ですが、 現代の量子力学の発見や構築において数多くの重要な示唆を与えてきました。 その後、半導体をはじめとした微細な構造を作る技術が発展し、今日では、この相互作用を極限的に操ることが可能になっています。 本講座では、人工原子と光共振器を使って、光と物質が織りなす量子的な現象をいかに制御し、また、どのように応用展開されているのかを紹介します。