宇宙論で探る重力と素粒子の世界

  1. 日時:2025年1月24日(金) 17時30分から
  2. 協定を結んだ学校の生徒、本学学生・教職員、東大駒場友の会会員への
    オンライン配信のみ

東京大学 教養学部 統合自然科学科・准教授

【講義概要】

宇宙はどのように始まったのか?ブラックホールって何者?物質や相互作用を記述する宇宙の基本法則は? そもそも時間や空間とは何なのか?宇宙について考えると様々な疑問が湧いてきます。 これらの疑問に最先端の理論と最新の観測・実験データを駆使して挑むのが宇宙論です。 本講演でははじめに、「宇宙膨張」をキーワードに現代宇宙論への入門的な話をします。 それを踏まえ後半では、「加速膨張宇宙」をキーワードに「物理屋さんが宇宙をどのように見て、研究しているのか」を伝えたいと思います。 具体的には「初期宇宙のインフレーションと素粒子物理のつながり」や「量子重力と量子情報のつながりと宇宙論」といった話題について自身の研究も交えつつ紹介します。

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