2005.11.18 |
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<講師略歴> |
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超域文化科学(歴史学) |
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<講義概要> |
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日常生活の歴史は、高等学校までの教育では、世界史でも日本史でも殆んど扱われていない。しかし、日常生活は政治・経済・文化を中心に語られる人間の歴史の基礎であり、これを見直すことで従来の歴史像は大きく変わってくる。このような観点に立って、日本歴史を素材に日常生活史を検討したい。具体的には、平安時代を対象に日常生活の中心をなす衣・食・住に光をあて、それらがどのように繋がり合い、社会内的問題や国際関係の変化とどのように関連していたかを考える。 |
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