生物が持つ分子機械の形と働きを見る
2005.11.11
講師:栗栖源嗣 生物物理学
<講師略歴>
栗栖 源嗣(クリス ゲンジ)
生命環境科学系(生物物理学)助教授

大阪大学大学院 工学研究科 博士課程修了
1997年 大阪大学蛋白質研究所助手
2001年 日本結晶学会 進歩賞受賞
2004年 日本結晶学会 編集委員会委員
2004年 東京大学 教養学部助教授, 現在に至る
<講義概要>
構造生物学は生体高分子の立体構造を決定し、その構造に基づいて生命現象を理解しようという学問分野です。古くはDNAの二重らせん構造の解明、最近では、光合成、呼吸といった基本的な生化学反応から、抗がん剤や抗ウイルス薬開発と言った医薬分野に至るまで、多くの分子レベルでの情報が得られるようになりました。講義では、オングストローム(100億分の1メートル)の世界での研究方法と最近の研究成果について解説します。
All Right Reserved. Copyright (c)Komaba Organization for Educational Development
close