高校生と大学生のための金曜特別講座

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受講者の声

No.1「『矢内原忠雄と教養学部』展」

自己に問いをすることによって、これからの勉強で多く得ることができるのではないかと思った。(高校生)

矢内原先生の考えや教養学部についてよくわかりました。(高校生)

No.2「車のエコと安全のための道路IT技術」

わりと自分達に身近でわかりやすくて、面白かったです!!いつも「なぜ渋滞が起こるのだろう」と疑問に思っていたので、今日先生が言っていた説明で理解できました。渋滞が起こるとCO2もお金も時間も、たくさん浪費することを初めて知りました。(高校生)

車の安全とITは、カーナビくらいしか関わっていないと思っていたが、渋滞を防いだり、事故を削減したりと様々なことに使われていることがわかった。また、実際の映像などを用いてリアルタイム監視システムを説明していたため、わかりやすかった。車のITは、知らないところで進化しているということがわかった。(高校生)

No.3「光と生物:光合成と光シグナル――DNAで光合成できるか?大腸菌は光を視るか? 」

光合成は緑色植物でのみ行われるものだと思っていましたが、DNAに遺伝子を組み込まれることでそれ以外の生物でも行えるかもしれないと聞いてすごいなぁ…と思いました。また少し生物が好きになりました。(高校生)

少し難しかったけれど、丁寧に説明して下さったので、大体は分かったような気がします。また生物上、「光」というものが、とても関わっているということがわかりました。光も自分達が知っているものだけでなくいろいろな見方があるということを知って、興味がわきました。(高校生)

No.4「社会って何だ?――社会学事始」

「社会」について初めてお話を聞きました。少し難しかったですが、「社会」ということについて考えることができました。社会的という言葉を使うとき、全く意識していなかった背景について少しだけ知ることができて良かったです。興味をひかれる内容でした。(高校生)

これまでの大学の授業等で社会学を学ぶ機会があったが、各論のような話ばかりだったので、今回の歴史をたどっての講義は、社会学の理解を深められる良いきっかけとなった。今日も少し話に出てきたが、発展的分野とも言える障害学の内容がとても興味深かった。こちらの話も機会があればもっと詳しく聞いてみたい。(大学生)

No.5「都市とは?――5000年の歴史とその未来」

最近、地方都市のドーナッツ化という問題をよく聞くが、その謎がとけた気がした。「都市」というと今まであまり考えてこないことだったが、実は謎に満ちた不思議なものなのだと感じた。少子化やさらなるインターネットの普及などによって都市が今後どうなるのか知りたくなった。(高校生)

今まで人口が多くて暑苦しそうなだけのイメージだった東京ですが、人口が多い原因だけでなく、それによる長所、短所、さらに問題点まで講義していただき、とても勉強になりました。また、都市の二面性や三要素などから、都市の歴史や世界の都市についても興味がわきました。将来、医学や工学や農学などを研究して都市の問題解決に具体的に役立てたいと思います。(高校生)

No.6「21世紀のメディアリテラシー」

意味のテクノロジー/エコロジーなんて初めて聞いたけど、今の私たちとも関係ある携帯電話やTVのこととからめてお話ししてくれて、難しかったけれどモバイルメディアのことを少しは分かったと思います。(高校生)

大学の講義のイメージをつかむことができました。今、問題になっている、モバイルメディアについて、今まで知らなかった原理や役割について、よく知ることができました。やっぱり、モバイルメディアなどのインターネットを否定する人は多いですが、この世の中で、メディアと上手に付き合って行かなくてはならないと感じました。今ある問題をもっと理解し、情報のリテラシーを身につけていきたいと思いました。(高校生)

No.7「顕微鏡のはなし」

顕微鏡だけにおいても奥が深いと感じました。先生が作ろうとしている顕微鏡において、医療にも役立つというような話があり、成功させてほしい!!と思いました!また生きている細胞においてのATPなどの活動エネルギーなどが測れたりしたら、大変すごいものだと感じた。(高校生)

可視からTHzの顕微鏡。分子や原子が振動したときに放出する電磁波を見る。今まで見えていなかったものが見えるようになる。何が見えるようになるかも、見えることで何がわかるかも不明ということでしたが、それこそ夢のある話だと思って聞かせていただきました。(社会人)

No.8「戦争責任と賠償――ドイツと日本――」

金曜講座には初参加でしたが、良い緊張が漂っており、大学の講習に少しでも触れられたようで、とてもタメになりました。ホロコーストというと残酷な印象がありましたが、過去から目を背けずに冷静に原因を分析して単に記録として読みとるのではなく、記憶として伝えていくことが大切なのだと思いました。(高校生)

ドイツの戦争について、こんなに深い話を聞いたのは初めてでした。私は、日本史や世界史が苦手なのですが、そんな私にもよく理解でき、勉強になりました。「灰色のバス」や「つまづきの石」には、悲しい背景があると知り、こういうように歴史を物に残すことは大切だと思いました。また、講義を受けさせていただきたいです。(高校生)

No.9「プラズモニクス:ナノメートルサイズの金属でさまざまな色と機能を出す」

僕は化学が好きでこの講義に参加しましたが、物理化学に近い分野の内容に少し興味を持ちました。無機化学にもからんでいるような印象を受けました。化学もまだまだ発見できることは多いですね。とても充実しました。(高校生)

とても興味深かった。大学でどのような研究が行われているかを分かりやすく説明してもらえてとても面白かった。(高校生)

No.10「オバマ大統領でアメリカは変わるか?」

なぜオバマ大統領が成果を出す前からこれほど人気があるのか、疑問が明らかになりました。ありがとうございます。また、先生の話を聞いて、「一人の人間にできることには限りがある」のだから、オバマ氏一人に世界を変えることを期待せず、今自分ができることは、知り、考えることのみだが、これからも興味を持ち続け、将来自分も貢献できるようになりたいと思いました。(高校生)

アメリカの今まで知ることのなかった政治実情を知ることができて非常に良かったです。オバマ大統領は複雑な経歴を持っているが故(その時々で学んだことが身に染みている故)に生じる人間性が世界の評価を得ていると思いました。この講座を聞いて、今まで興味のなかった政治家になろうかなと思いました。(高校生)

No.11「言葉を数える――計算言語学への招待」

普段使ってるケータイやパソコンの文字入力の仕組みを知ることができました。4ボタンを使っての単語補完の入力方法と縦と横の本数などでの変換が興味深かったです。言語学というと文系のイメージがありましたけど、変換の方式や確立など理系な雰囲気も多く、関心が高まりました。(高校生)

高校生になった気分でとても楽しい。我々の高校時代には何をどこまで学んでいたかすっかり忘れてしまったがコンピュータの世界は未だ遠く、カナ漢字変換などは考えも及ばなかった。現在の高校生は大変である。計算言語学という分野に改めて興味を持ちました。ありがとうございました。(社会人)

No.12「小穴純とレンズの世界」

今日の講義を聞いて最初に思ったのは、小穴先生は物理学で大変な功績を挙げられた方なのに後世にほとんど名前が残っていないのは不思議だということです。だけど、日本はノーベル賞をとった人だけではなく小穴先生のように陰から日本の物理学という学問を支えている方がいるということに気付かされました。(高校生)

特別展の内容の理解に非常に助けとなりそうなお話でした。高校生には反射・屈折・収差の話はなじみがなさそうなのですが、興味を持たれた方はきっと理解されているでしょう。当時の物理学最先端と光学の関係については興味深く拝聴いたしました。ありがとうございました。(社会人)

No.13「自然科学者への道」

エンターテイメント性を高めつつもハッとするような言葉がたくさんあって、すごく印象に残りました。(高校生)

とてもおもしろいご講義でした。ありがとうございました。理系の追求の仕方が分かるようになりました。初めてこういうような先生とお目にかかれて良かったです。新しい視点が身に付けられたような気がします。ありがとうございました。(中学生)

No.14「この世に迷い出た反粒子「陽電子」の性質と応用」

今学んでいることが常識であると考えているとわからなくなるので、発想を転換することの大切さを感じました。記録としてのノートをとるときは、その場でとるべきという話は、どんな分野でも重要なことだと感じた。半径とエネルギーの関係の話は、磁場と右ねじの関係にからめておもしろく思いました。(高校生)

量子力学に興味があり、物理の道に進もうとしている高校3年生です。高校の物理の解釈と違う(いわゆる古典物理外の)様々な興味深いお話、ありがとうございます。生の先生の講演ということで、とても参考になりました。特に、γ線、対生成などで、現在学校で学んでいる授業に、一段落踏み込んだ内容で、なおかつ、とてもわかりやすく、大学教授の素晴らしさを実感しました。大学での、より踏み込んだ内容の学習を楽しみにさせていただきます。(高校生)

No.15「地球温暖化問題と風力発電の仕組み・技術展望」

風力発電は効率はいまひとつ、ブレードが3つのプロペラ式などの先入観を持っていましたが、様々な形態があり、また、小型ながらも高性能なエアドルフィンなど、日々効率的な風車の開発が進んでいることがわかり、環境問題について考える良いきっかけになったと思います。(高校生)

風力発電への関心が高まりました。「様々な分野が関係する」ということに興味を持ちました。これからも風力発電+環境問題について学びたいと思いました。(中学生)

No.16「能――人間の心のドラマ」

能を理解するのは難しいのかな、と思っていましたが、今回お話を聞いて、観客がそれぞれ想像力を働かせて楽しむことのできる工夫がたくさんあるということがわかりました。能についての理解が深まって良かったです。(高校生)

能について少しでも知りたかったので、講義に出られて良かったです。世阿弥から観世家、豊臣秀吉、徳川家康に絡む歴史も知れました。観阿弥の「自然居士」をはじめ、能を実際に見てみたいです。能面の一つである小面や、能役者の衣装が特に素適でした。(高校生)

No.17「フェルマーの小定理」

今まで聞いたことのない未知の話ばかりでとても刺激的でした。数学に対するイメージが180度変わりました。またこういう機会があればぜひ参加したいです。(高校生)

今日のはとてもおもしろかったです!細かい基本的なことから教えてくれて、最初見たときは全然分からなかった内容なのに、今終わってみるとすごくわかって嬉しかったです!!先生の語りかけがとてもわかりやすかったです。(高校生)

No.18「ソクラテスとは何者であるか――「無知の知」の意味するところ――」

とても興味を持って受講させていただきました。「無知の知」という言葉は知っていましたが、ソクラテスが行き詰まって模索したところから出てきた究極の観念だったことは初めて知りました。「ソクラテスの弁明」の中で「知恵」という言葉が書かれていなかった(削られた)という話がおもしろかったです。学校では哲学はあまり習っていないのですが、おもしろそうなので、倫理を選択してみようと思います。

「無知の知」についての理解が深まりました。ソクラテスの弁明、読んでみたいと思います。高校の倫理の授業では聞けない、興味深いお話でした。ありがとうございました。(高校生)

No.19「身の回りの物質に化学の目を向けよう――家庭用洗剤を例として――」

身近にある洗剤。だけど、その成分は全く知らなかった。全く知らないで使ってるなんて、恐いことだ。どんな物質なのか、どんな働きがあるのか、知ることは、商品を使う上で大切なことだ。また、その働き知ることは、とても興味深く、おもしろかった。分子の働きってすごいなあーと改めて気づかされました。身近なことからもっと化学を感じたいです。そして、生活や社会につなげていきたいです。そのためにもっと勉強します。(高校生)

実験や、資料を回していただいたりと、体感型のわかりやすい授業でした。ゼオライトが発熱するのはとてもびっくりしました。これからは身の回りの品の成分表を見て「化学したい」と思います。(高校生)

No.20「血液の流れをシミュレーションする」

かなり興味深かった。シミュレーションは医学でも利用されていることがわかって驚いた。(高校生)

血液の流れが生物ではなく物理の域だということから勉強になりました…。文系の塊人間からすると大島先生のような女性は尊敬です。(高校生)

No.21「固体の原子配列秩序と物性――結晶・準結晶・アモルファス」

CDやDVDなど身近なところでもアモルファスかが使われていると知って驚きました。私は今まで結晶構造など物質の細かいことをあまり知らなかったので、今日は新しいことに興味を持てて本当にいい経験になりました。(高校生)

理科の授業で習ったアモルファス、結晶の復習、初耳の準結晶について学ぶ機会を得られてよかったです。(高校生)

No.22「異文化の翻訳――前野良沢と志筑忠雄の仕事」

前野良沢はとても変わった人間だと聞いていたので、どんな人か知りたくて今回の授業を受けました。変人だけど偉人だというのがよくわかったおもしろかったです。(高校生)

いつも楽しい講座をありがとうございます。東京に居ながら大分の先生の講義を聴かせていただくという更に貴重な時間でありました。あふれんばかりの良書・教材におぼれそうな受験生に「?」と衝撃を与える題材だったのでは?未知なる分野に果敢に挑戦するガッツの「種」になってほしいと思いました。(社会人)

No.23「絵を見る、絵を読む」

私は美術館に幼い頃からよく行っていた影響もあり、美術が大好きなので本日の講義をとても楽しみにしていました。期待通り西洋絵画についてお話しくださりすごく楽しい時を過ごせたし、ためになりました。今度美術館に行ったときは本日聞いたことを活かしたいです。また絵画について是非是非やってほしいです!!!(高校生)

学校では学べない美術史について学ぶことができました。19世紀に大きな変化のあったことや、伝統的な絵画、近代的な絵画の違いについて、そしてこれからのアートについて、学び、考える良いきっかけとなりました。(高校生)

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