ナノテクで熱を電気に 
〜エネルギーのリサイクル〜 

  1. 日時:2016年1月22日 17時30分から
  2. 場所:18号館ホール(詳細はこちら

東京大学生産技術研究所

【講義概要】

  エネルギーには様々な種類がありますが、私たちの身の回りの機械のほとんどは電気を使って動いていますので、電気エネルギーが最も使いやすく価値のあるエネルギーの種類と言えるでしょう。パソコンは電気で動きますが、使ううちにだんだん熱くなります。この熱もエネルギーの一形態であり、もう一度電気に変えてあげれば私たちはもっと効率よくエネルギーを使うことができ、環境問題やエネルギー問題の解決に役立てることができます。この半世紀ほど、多くの研究者が熱を電気に変える材料の開発に取り組んできて、ナノテクノロジーを使うことで飛躍的な高性能化が可能になることがわかりました。この講座では、そもそも熱とは何か、どうやったら熱を電気に変えられるのかといった物理をわかりやすく解説し、簡単に熱を電気に変えられるようになるとどんな未来になるのかを一緒に考えてみたいと思います。

【キーワード】

エネルギー、ナノテクノロジー、熱、環境発電


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