アウシュヴィッツからヒロシマ・ナガサキへ 
特別展「越境するヒロシマーロベルト・ユンクと原爆の記憶」

  1. 日時:2014年11月7日 17時30分から
  2. 場所:18号館ホール(詳細はこちら

東京大学 大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻

【講義概要】

第二次世界大戦中に起きた数多くの凄惨な出来事のなかで、アウシュヴィッツとヒロシマ・ナガサキは特別な位置を占めています。一方はユダヤ人を中心とする特定集団に対する未曾有のジェノサイド(集団殺害)を、他方は都市と住民に対する原子爆弾による徹底した破壊を意味します。史上初の核兵器の使用と「死の工場」の出現―20世紀人類史を特徴づけるこれらの事象の背景にはどのようなことがあったのでしょうか。アウシュヴィッツとヒロシマ・ナガサキをあえてひとつの視野において捉えることから何が見えてくるでしょうか。本講義は、駒場博物館で開催中の展示「越境するヒロシマ―ロベルト・ユンクと原爆の記憶―」に関連して行われます。

【キーワード】

戦争、ホロコースト、現代史、記憶

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