超新星ニュートリノで探る大質量星の最後の姿−超新星爆発

  1. 日時:2014年5月23日 17時30分から
  2. 場所:18号館ホール(詳細はこちら

東京大学 生産技術研究所 次世代育成オフィス

【講義概要】

 太陽の質量の10倍以上もある重い星は、その進化の過程の最後に「超新星爆発」を起こす。爆発の際には大量のエネルギーが放出されるが、その約99%が「超新星ニュートリノ」として放出される。1987年、大マゼラン銀河でおきた超新星爆発からの超新星ニュートリノが地球上で捕らえたことでニュートリノ天文学が花開し、超新星爆発の研究は飛躍的に進歩した。しかし、爆発メカニズムについては未だに多くの謎が残されている。この謎に対し、超新星ニュートリノから迫ることができるのではないかと考えられている。
 そこで、ニュートリノ振動という現象に着目し、複数の爆発モデルに対して、超新星ニュートリノの地球上での観測予測計算を行った。その結果、爆発モデルの違いにより、超新星ニュートリノの観測数の時間発展が大きく異なることが分かってきた。
 今回は、超新星爆発、そして、超新星爆発の謎を解く手がかりを持つとされる超新星ニュートリノについて紹介する。

【キーワード】

超新星爆発、ニュートリノ、宇宙物理、数値シミュレーション

【参考図書・サイト】

『ニュートン別冊 宇宙誕生からの時空を一望する 宇宙図 (新改訂第2版)』(ニュートンプレス)
『一家に1枚 宇宙図 2013』 (公財) 科学技術広報財団

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