東京大学 大学院総合文化研究科 超域文化科学専攻 比較文学比較文化研究室
<講義概要>
私たちは通常、言葉を通して思考し、表現しています。しかし、人間のコミュニケーション手段には視覚的なイメージもあり、その最も高度な達成のひとつが絵画にほかなりません。絵画作品には人間の知的、感覚的な活動が集約されており、それを見ること、読み解くことには、文字文化とは違った面白さがあります。さまざまな造形作品を一緒に見ながら、絵とつき合う楽しさを体験してもらいたい、それが私の講義のねらいです。西洋絵画の古い時代から新しい時代までを主たる対象とし、人間にとって視覚芸術はどのような意味を持つのかを考えていきましょう。それは異文化を知ることにもつながり、あなたの世界は想像以上に大きく広がるはずです。